概数、概算

この話は好きなのだけれども、ちっとも概算がうまくならないのは精進が足りないせいなのだろうと、まずは大雑把に数をとらえる技術について書かれた本を思い出してみた。というか、本棚から引っ張り出してみた。

珠玉のプログラミング―本質を見抜いたアルゴリズムとデータ構造』の「封筒裏の計算」。身に着けるためのいろんなコツが紹介されている。プログラマじゃなくても一度読むべき。というかおいらはもう一度読むべき。

ご冗談でしょう、ファインマンさん―ノーベル賞物理学者の自伝〈2〉』の「ラッキー・ナンバー」。ロスアラモス時代にハンス・ベーテに速算を習った話が印象的。

... どんな数字にせよ、ハンスにとってみれば自分のすでに知っている「何か」に近かった ...

メタマジック・ゲーム―科学と芸術のジグソーパズル』の「数音痴、数不感症は文盲と同じ」。概数に疎いことへの警句。『珠玉のプログラミング―本質を見抜いたアルゴリズムとデータ構造』とかぶる話が多かった気がする。気がする、というのは大型本なので奥の棚にあっていま出せないのだった。

珠玉のプログラミング―本質を見抜いたアルゴリズムとデータ構造

珠玉のプログラミング―本質を見抜いたアルゴリズムとデータ構造

ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫)

ご冗談でしょう、ファインマンさん〈上〉 (岩波現代文庫)

ご冗談でしょう、ファインマンさん〈下〉 (岩波現代文庫)

ご冗談でしょう、ファインマンさん〈下〉 (岩波現代文庫)

メタマジック・ゲーム―科学と芸術のジグソーパズル

メタマジック・ゲーム―科学と芸術のジグソーパズル